時計の語源は土圭

私たちの生活に欠かすことのできないツールの一つである時計は、現代の私たちの生活に必須の空気のようなものであると言っても過言ではありません。

ビジネス面でもプライベート面でも人と待ち合わせをしたりスケジュールを組んで効率的に動くためには正確な時間を知ることが必須です。
社会の発展と時計の発展は深い相関関係にあるのです。

私たちが使っている時計という言葉は「時を計る」という文字によって成り立っています。
意味が完結かつ明瞭で非常によく出来た言葉だと感じる人も多くいることでしょう。

しかしこの時計という言葉は当て字だと考えられており、その語源は中国周代に用いられた緯度測定器である土圭にあると考えられています。

土圭は粘土でできた棒を用いてその影の長さを測る装置であり、粘土で出来ていたことから土圭と呼ばれていました。
倭漢三才図会の記録によると土圭は8尺の板を地面に立てることによってできた日陰で時を知る日時計であると記されています。

この8尺の板を利用した「土圭」の読みが「とけい」でありこの「とけい」という読みに対して「時計」という文字が当てられ現在使用されるようになったのです。
「とけい」の当て字にはこの他にも「斗鶏」や「土計」、「斗景」といったものがあります。

また江戸時代に時を知らせる役割を担っていた江戸城北側に設置された部屋は「土圭の間」と呼ばれています。
和時計が置かれ、坊主が詰めていたという記録も残されています。

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